1900年代の初め、全米で一人の男の講演が話題になりました。 教会や集会所、企業、学校など呼ばれれば場所は問わず、 話のテーマも自己啓発あり、教育、幸福、成功、ビジネスありと、バラエティに富んでいました。 老若男女が集う会場は、幸運な人生をすごすヒント…… つまり「運がよくなる」エッセンスを求める人たちでにぎわっていたそうです。 なかでも人気のあった演題が「The University of Hard Knocks」(苦境大学)。 逆境や苦しみは、なぜ起こるのか? そのメカニズムを自らの体験を織り交ぜながら語り続け、圧倒的な支持を得ました。 男の名は――ラルフ・パーレット。 究極の講演を、一冊から味わってみてください。